1.基準
評定平均値:3.5以上、資料提供者自己平均値:4.5
その他の条件:英語、生物、化学の中で1科目でも4.0以上のもの
2.試験の種類…提出書類(調査書、推薦書)、論文(提出)、面接
《論文》
時間:60分、文字数:800字、出題形式:課題型
テーマ:
「発酵と腐敗」
まず最初に、発酵と腐敗の違いを自分の知っている限りの知識を使って書いた。次に発酵は私たちの生活の中で色々な場面で応用されているのでその具体例を挙げた(例としては発酵食品、そして微生物を使った環境問題への対策など)。それと対比させて、腐敗の例としてカビを挙げ、人間にとって不利益なものとして扱われているという事実を書いた。けれど、発酵と腐敗は原理は同じことなので、それらを人間の都合で区別するのではなく、腐敗の技術を何とかして発酵の技術に近づける研究が求められているのではないかとまとめた。
3.その他、アドバイス等
公募推薦だったため、落ちてしまう可能性の方が高く、最後まで受験するか迷った。けれど、受験のチャンスが一回増えると考え、ダメもとで受けてみた。
論文ではなく、作文だと大学側から言われていた。説明会では、「考えていることを率直に表現して下さい。」と説明していたので、練習では「これだけは絶対に書きたい。」ということを考え、それについてどのようにもっていくかを意識した。「起承転結」は大切だと思うが、それ以上に自分の気持ちを表現することを重視して良いと思う。
面接に関しては、大学の先生に、「基本的な知識はあった方がよいのか。」と質問したことがあった。その時、先生は「知識は大学で十分学ぶので、いかに熱意を面接官の人に伝えるかが大事だ。」とおっしゃっていた。大切なのは、作文と同様に東京農大でなくてはダメだという気持ちを短時間の内にいかに伝えられるかだと思う。ビックリする質問をされても落ち着いて答えれば大丈夫。
あとはできるだけ受験する大学にはたくさん行った方が面接は有利だと思う。そしてその大学のことを知ることが合格への近道にもなるはず!!