埼玉県立大学AO推薦入試攻略

埼玉県立大保健医療福祉社会福祉一般推薦

1.基準
評定平均値:なし、資料提供者自己平均値:4.2
その他の条件:埼玉県在住、又は埼玉県内の高等学校に在学する者、1高等学校につき2人まで(社会福祉)
2.試験の種類…提出書類(調査書)、論文(当日)、面接
《論文》
時間:90分、出題形式:文章読解型、資料読解型
テーマ:
Ⅰ患者の権利に関するリスボン宣言(英文)を読み、問題1~4に答える。問題4が論文。
Ⅱ朝食の欠食率の年次別・年齢階級別のグラフと、自分の食生活に対する意識の表を見て、
問1:朝食の欠食率の特徴5つを箇条書きで挙げる。
問2:性別・年齢階級別の特徴を250字以内で述べる。
書いた内容:
Ⅰ問3:
Right to self-determinationの訳→自己を決定する権利
Ⅰ問4:
患者は、自分の事を自分の考えにより判断を下す権利がある。しかし、実際には自分が何の処置を受けているのか、または何のために薬を処方されているのかも知らず、医師の言われるままに治療を受けているのが現状だ。医師の独断により起きた医療ミスも存在する。たとえば、必要のない薬が投与されていたということなどがそれである。そんな状況を変えるためには、患者が自分に対し行われる処置の目的やその結果どうなるかということ、処置を与えずにおくと現れることを、全て明確に理解しておく必要がある。理解してはじめて、患者は自分の事に関して判断でき、その結果多発している医療ミスの減少につながるのだと私は考える。〔293字〕
Ⅱ問1:
20~29歳の男性の朝食の欠食率が最も高い…など
Ⅱ問2:
性別の特徴は、男性よりも女性のほうが少しでも問題があると答えた人が多い年齢階級別の特徴は、70歳以上と20代での回答の差が著しいなど。
3.その他、アドバイス等
動機は、姉のバイザーの方に「こんなのもあるよ」と夏休みがほぼ終わった頃言われたという安易なものでした。対策らしい対策はほとんどせず、一般を受けるつもりでお茶ゼミの授業を受けて、復習して…という感じです。でも、1年前の過去問を解いて、傾向を把握しておいたのは本当に役に立ったと思います。英文を読んで解くものと、資料を読みとるものと変わった論文形式なので、普通の英語の勉強と250~300字という少ない字数になれる勉強程度でよいと思います。
この学校は面接重視らしいので、スピーチをよく練ることは大事です。前の人が面接している時に笑いが聞こえたので、私も2回くらいおもしろい事を言いました(笑)。とても穏やかな雰囲気でした。
推薦は1回機会が増えると思って挑戦してみると良いと思います。

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