１．基準

評定平均値：なし
その他の条件：第一志望として入学する意志のある者。

２．試験の種類…論文(提出)、面接、その他(講義の要約)

《論文》
文字数：1800字
テーマ：
『子どもという価値―少子化時代の女性の心理―』を読んで、意見および感想を記入。
現在の日本の社会を語るとき「少子・高齢化」がまるで枕詞のように使われているが、子どもの数の減少よりも、子どもの価値に生じている変化、親にとっての子どもの意味、価値が変化しているのだという筆者の主張が述べられている。まずは、与えられた課題図書をじっくり読むことが大切です。そして、論文を書く際にはできるだけ多く自分の意見や考えを述べるようにしましょう。当たり前のことのようですが、この当たり前のことに気をつけて書けば、必ず自分の納得できる文章が書けるでしょう。

３．その他、アドバイス等

私がＡＯ入試を受けようと決めたのは入試の２週間前でした。きっかけは家庭教師の先生の一言でした。「可能性が広がるかもしれないから挑戦してみたら？」と言われ、ＡＯを受ける決意をしました。願書提出期限までは約１週間しかなく、その間に課題図書を読み、論文を書いて、エントリーシートを書いて… 本当に寝る時間がもったいないと思う程ハードでした。私は元々一般入試を考えていたので、「ＡＯは受かればラッキー」くらいの気持ちで臨みました。試験当日は高熱が出てしまい、声も出なくなってしまうという最悪のコンディションで迎えてしまいました。面接までに声は出せるようにしないと、と思い市販のカゼ薬をたくさん飲みました。おかげで面接当日は声はなんとか出ました。カゼをひいていたせいか、あまり緊張はしなかったです。
受験を考えている方は、日頃から健康管理には十分気をつけて下さい。そして、色々なものに挑戦して自分の可能性を広げてみて下さい。ただ、あまり手を広げすぎないように、無理のない程度にしてください。私はＡＯで、入試は他人との戦いではなく、自分との勝負だということを学びました。自分の力を信じて、努力すれば必ず報われます。頑張って下さい！　それと、家族や友人など自分を支えてくれている人への感謝の気持ちを忘れないで下さい。