お茶ゼミブログ
2021/1/20 英語 尾形
受験生の皆さん、大変な状況の中、本当にお疲れ様でした
(とはいえ、入試本番はこれから、という人が大部分でしょうけれども)。
英語の試験、特に筆記、驚きましたね。
受験生だけではなく、将来受験する高2生、
高1生のためにも共通テストを軽く振り返ってみたいと思います。
時間が足りなかったという受験生も多かったのではないでしょうか。
第1問~第4問が、いかにも新傾向という問題でした。
複数の資料を読み比べる問題が多く、
ここにどのくらい時間がかかったかが本番では明暗を分けたと思います。
第5問、第6問は比較的解きやすかったのですが、
いかんせんここにたどり着くまでに時間が相当かかってしまう。
相当な時間的プレッシャーの中、
そこそこの量がある第5, 6問を解いていかざるをえなかった、
というのが多くの生徒さんに
あてはまる状態ではなかったのかなと想像します。
スピードが大事、それは間違いないですね。
ただ、ひとつ興味深いのは、
「何らかの速読メソッドを使いながら読む」
という試験ではなかったという点です。
つまり「ここだけ読んどけば大丈夫」
というテクニックが通用するものではない。
例えば複数の資料を扱う問題でも、資料のひとつひとつから出題がされ、
全体像が見えていないと答えられない問題が多かったのです。
「スピーディにくまなく読む」能力が問われていたと言えましょう。
これから解いてみよう、という高2, 1生は
「100分(実際は80分の試験)」で
解いてみてもいいかもしれません
(それでも時間が足りないという人は多いと思います)。
「受験時はこれを80分で解かなきゃいけないんだ」と思うと、
結構びっくりすると思います。
リスニングに関しては、
おおむね試行調査から予想されていた形式と難易度でした
(つまりは、「難しい」)。
高2, 1生は「受験生になったら共通テストのリスニング対策をしよう」
ではなく、今の段階から継続的にリスニング学習を行う必要があります。
実際に解いてみると実感できると思います。
お茶ゼミでは英語だけではなく、各教科、共通テストの分析を行っています
https://www.ochazemi.co.jp/column/kyotsu/2021/
特徴的な設問に関する情報もそちらで得ることがきますので、
時間があるときに是非読んでみてください。
英語の筆記は僕が執筆しています。
先ほども書きましたが、受験生はこれからが本番です。
くれぐれも身体に気を付けて頑張ってください。
それでは。