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2022/4/18 国語 秋元


現代文には実体があるのです


こんにちは。サードシーズン第1回目です。

今年はいろいろなことが初めて、ということが重なり、

これを機にどさくさに紛れて30年くらいなかったことにして、

うぶな気持ちで事に当たっていく所存です。



さて、表題の現代文。

受験科目の中で、現代文がもっとも

「学んでいること」と「学力(得点力)」が

直結しにくい印象が強いのではないでしょうか。


理由は端的に「暗記要素」が少ないこともあるし、

また他教科に比べて体系立っていないように感じるからではないでしょうか。

テストの点数が悪かった際に、何が原因か、何を補強すればいいのか、

次回までに為すべき具体的な指針がわからなくて

白けている高校生は多いと思っています。


そもそも現代文の問題でよく見かける空欄や傍線部。

あれはなぜそこに空欄や傍線部を設けているのか、考えたことはありますか。

また選択肢のダミー(誤った選択肢)は何パターンくらいあるのか、

あるいは正解の選択肢はどのように作られるのかについて

検討したことはあるでしょうか。

もっと根本的なことをいえば、

「文章がわかる」という状態とはどういうことなのでしょう。

文章理解ならば「英語」や「古文」だって文章なのに、

それとは別に「現代文」の理解を求めてくる理由は何なのでしょう。


結論からいえば、「現代文」というテストは「要約力」を測るものなのです。

軽薄にいえば文章をライト化する力、

かっこつけていえば情報量を合理化する能力、

こどもっぽくいえば、文の塊を整理整頓する作業のことです。

この作業は誰もが身に付けることのできるスキルです。


そのことを実感してもらうために、

僕は文章にチェックするべき事項を決めておきます。

順応が早い生徒は3回ほどで僕と同じところをチェックできるようになります。

また僕が用意した「要約文」と

寸分違わない文を書いてくる生徒が必ず現れてきます。

その際にお互いの要約文を読み合わせる「デュエット」が

僕の毎年の楽しみなのです。毎回軽く鳥肌が立ちます。

現代文には「実体」があるのだと実感できる瞬間です。

「現代文」で得たスキルは、英語の長文、小論文、

流行りの総合問題だけでなく、

大学でのレポートや各種資格試験の下支えにもなるようです。

卒業生からよく聞きます。

そのたびに僕は面映い気持ちになります。

でも僕はふてぶてしく

「だろ? 現代文には実体があるっていったろ?」

と言い返すことにしています。

現代文にかかわる全ての講師を代表しての矜持、です。



新シーズン、よろしくお願いします。

せっかくの新、ですからテイストや内容も多少変えていこうかな、

と思ったりしています。週1更新らしいです。

あ、この春からツイッター始めました。

ほぼ何もわかっていないまま呟いています。

ホローワー?が4人もいたりして驚いています。




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