お茶ゼミブログ

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2021/9/1 国語 秋元


模試の攻略法(古文編)


今年も夏期講習が終わり、早くも後半戦に入りました。

高校3年生にちょっとしたお知らせ(アドバイス?)が一つあります。


何かというと、9月からは

「時間が過ぎる体感速度」に加速がかかってくる、

という現象です。

脅したいわけではなく、

あらかじめ知っておいた方がむしろ精神衛生的にいいと思い、

お知らせすることにしました。想定しているよりも、

あれよあれよという間に本番の試験会場にいる自分がいます。



僕も2浪の時でさえ(何度も経験しているのに)

やっぱり9月から2月まではあっという間に感じました。

ですからどうかいたずらに焦らないで、

「やるべきことをやれる限り」で粛々と進めてください、

というのがアドバイスです。


ポジティブに解釈すると、

大変な「受験勉強」も君たちが思っているよりも

「あっけなく」終わりを告げる、

辛い日々もあとわずかだともいえるので、

周囲の状況に惑わされず、

本番の「その日」だけを見つめて

淡々とこなしていってもらうことを切に願う次第です。

僕の場合はオリオン座の運行がとても励みになりました。



さて、この夏はお茶ゼミだけではなく、

進研ゼミの「オンライン講座」でも夏期講習を担当しました。

その際にこちらのブログに質問が寄せられたので、以下に紹介します。



「昨日、進研ゼミのオンライン講座に参加していた者です。

秋元先生の授業は革命がよく起きるので、いつも楽しみにしています。

質問があります。

模試で初めて見る古文を見たら、慌ててしまい、

つい問題の棒線部の近くのみを読んでしまいます。

やはり、古文は最初から熟読すべきですか?

また、熟読しても時間が足りなくならないようにするには

どうすればいいのでしょうか?

教えていただけるとありがたいです。」(原文ママ)



お答えします。

たしかに最初から読んで、内容を把握したうえで

設問にあたることに越したことはありません。

ですが、古文は思いのほかなかなか読めるようにはなってきません。

質問してくれた人は高2生だと思うのですが、

難関大学で出されるような本格的な古文が(辞書も使わずに)

読めてくるのは早くて年明け、

遅くて今から1年後、つまり高3の夏の終わり、

夏期講習修了後くらいです。


かりに読めるようになってきても

質問者自身も懸念しているように、

試験時間が足りなくて読解に十分な時間を

割けない場合もあるでしょう。

その際は傍線部(その前後)に注力してしまうのは

いたしかたないと思います。

また傍線部からだけで解けてしまえる問題も

少なからずあったりします。


一つアドバイスをすると、選択式の場合は

「選択肢から考える」ことはかなり有効です。

特に「内容理解」に関わる設問の場合、

選択肢から逆算して、

本文のどの辺りの解釈を求められているのかを

察知して、その箇所だけを重点的に解読してみると、

初見では頭に入らなかった文章が

意外と「解釈」できてしまう

ということも結構あったりするものです。

第1印象では頭真っ白で0点の悪夢がよぎったとしても、

選択肢からしたたかに再度アタックをかけてみると、

あれよあれよと解けてしまい、

結果かつてなく高得点が取れてしまった、

という経験を是非とも味わってもらいたいと思います。


また機会があったら、具体的に実戦的に

「古文」から「点数」を吸い出す攻め方を

紹介できることを楽しみにしています。

質問・相談もこれからも遠慮なくくださいませ。

では。




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