お茶ゼミブログ

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2020/11/25 国語 秋元


受験に失敗するタイプ


前々回、合格する生徒の特徴について述べましたが、

今回は失敗する受験生の要因を探ってみたいと思います。


共通テスト本番まで50日を切ろうとしているこの時期に、

どうしてネガティブなことを話題にするの!?

と鼻白む人もいるでしょうが、

我が身を振り返ってみて、思い当たる節がなければ

逆に自信を持っていいわけですから、

参考までに読んでみてください。

以下に4ポイントを挙げます。



①基礎力が欠如しているタイプ

基礎力とは、古文でいうなら

「古文単語(600語前後)」や「古文文法」など、

暗記するべき必須事項が定着しているかということです。

僕が1浪の時に、英語の成績がどうにも上がってこないので、

某予備校の先生に相談しにいったことがありました。

すると開口一番「偏差値60以上あるか?」

と刺すような口調で返されました。

いや、60もないから思い悩んで勇気を振り絞って

わざわざ相談しにきたんだろうと

内心ムカッとしながら「いや、ないです」と答えたら、

「なら、俺がアドバイスすることはないね。

60以下は英語ができなくて悩む資格さえない。

60以下の奴のことを何というか知ってるか?いいか、

ただの怠け者というんだよ」

「......」

「憶えるべきことは憶えたのか?単語は?熟語は?文法は?」

「いや、憶えてないです」

「なら、憶えてから相談しに来い。

まあ、そのときは60超えているだろうけど」。

僕は頭にきました。

全部憶えてから「ほら、やっぱり60超えないじゃないか!」

とクレーム言ってやろう、

と怒りにまかせて猛烈に暗記してみたら、

気づくと60どころか偏差値70を超えていました。

ちなみにお茶ゼミでは毎回

「ウィークリーテスト(復習テスト)」があるし、

今年から高2以下で「お茶ゼミ検定(※)」が始まったので、

まず「基礎力」の欠如が原因で受験に失敗する生徒はいません。

では、他の要因とは何なのでしょうか。

(※)「お茶ゼミ検定」とは、お茶ゼミ独自の検定試験のことで、

10級から1級までの試験を通して「基礎力」の定着を

可視化するものです。



② ムラがあるタイプ

さきほど「ウィークリーテスト」に触れましたが、

ウィークリーテストの点数にムラがある生徒で、

無事志望校に合格した生徒の記憶が僕にはありません。

3,4回に1回くらいの割合で、

まるで別人のように不意に点数が下がる生徒がいるのですが、

ことごとく受験に失敗しているのです。

10年ほど前にこの事実に気づきました。


いろいろな事情があるのでしょうが、

ともあれ受験は「継続」が重要だと痛感させられます。

僕の経験からも3日くらいで劣化がはじまる気がします。

僕自身、1浪時2か月ほどの受験勉強でいきなり

早稲田大学の社会科学部でA判定を取ってしまい、

僕は天才なのだとすっかり油断してしまったために、

結果10校受けて全滅という手酷い経験をしています。

受験勉強で一番の「苦労」は、

本番の「その日」まで継続することなのだと

つくづく思います。

喩えるならば、100×100×100...×0=0になってしまうと、

当然「努力は報われない」わけです。

「ウサギとカメ」でいうと、

受験でも勝者はやはり「カメ」ということです。

 

あ、ここで字数が尽きました。あと2つは次回にします。

見出しだけ紹介しておくと、

③自己矛盾を起こすタイプ④孤独に耐えられないタイプ、です。

詳細は次回にて。




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