お茶ゼミブログ

2020/1/15 国語 秋元
みなさん、お元気でしょうか。
僕はといえば、足の指の骨折から始まり、
歯痛に、39度の風邪と、病院巡りのひどい年末年始でした。
そんな中、2019年の最後の日に、沖縄から最高のコメントが届きました。
私は評論に苦手意識があるのですが、
先生から教わった評論の読み方をしっかり復習して
センター試験本番レベル模試を受験した結果、
評論は満点を取ることができました。
自分でもこんなに効果があるとは思わず、驚いています。
2年後の受験を見据え、苦手だと思っていた国語も武器にできると思いました。
これからも精進します。ありがとうございました。」
すごい! たった1時間の講義でこんなにも変わるなんて。
僕もすごいが君もすごい!
体調不良で鬱々としていたのですが一気に吹き飛んで、
晴れやかな気持ちで年越しを迎えることができました。
ありがとうございます。これからもこの手の報告、どんどんくださいませ。
さて、受験生は、いよいよセンター試験を直前に控えて(4日後?)、
いろいろいっぱいいっぱいになっている人もいるでしょう。
あと4日という猶予しかない中で、
何か役立つようなことが言えないか考えてみたのですが、
僕が受けた最後のセンター試験での失敗が反面教師になるかもしれません。
前回のブログで、1浪時に早稲田A判定取ってダメだった、と書きましたが、
実は東大の模試でもA判定を取っていたのです。
東大でA判定って、すごいでしょ。
なのに何故2浪もしたんだ、って思いますよね。
これにはカラクリがありまして、当時東大は後期試験があり、
センター試験は3教科のみで2次試験も小論文(日本語と英語の2つ)
だけでいいという、
私立文系で数学はまるでダメな受験生には夢のような制度があったのです。
東大なんてとっくに諦めていたのですが、
試しに受けた東大後期模試で、
日本語の小論文が全国10番台、英語の小論文を併せた総合順位でも
30番台で見事A判定を獲得したのです。
そうなると欲が出てきますよね。
ただ、もちろんセンター試験で足切りをクリアーしなければなりません。
最低でも9割、500点中450点以上が必要でした。
2浪のとき、早稲田を第1志望にしながらも、ひそかに東大も狙いました。
結果からいうと、国語192点、世界史92点、英語???点、
合計430点台で届きませんでした。
僕はセンター試験を3回(共通1次も含め)も受けたのに、
結局1度も目標点数に達することはなく終わったのです。
何故最後のセンターでも失敗したのか。
詳細を語りたいのですが、恐ろしく膨大になるので、ポイントだけ言います。
ただそうすると、いろいろ誤解を招く危惧もあるのですが、
取り急ぎピンポイントで言います。反面教師にしてください。
まず、僕は「世界史2週間勉強法」なるものを編み出し、
世界史の暗記を年明けから開始したのです。
(ここでたくさんのツッコミが入ることは承知しています。
2浪もしてたのに、何やってたんだ!? とか、世界史をなめんな!!
とか、そもそもウソだろ、2週間なんて有り得ない!!
とか、4日前に言われても意味ないよ!!とか...。ごめんなさい。
今回はスルーして話を進めます。)
この作戦は効を奏し、目論見通り9割以上の点数を取れたのですが、
破綻したのが、英語でした。
1年間の中で最低の点数を本番で取ることになったのです。
つまり、2週間世界史しかやらなかったので、
その間に英語がすっかり劣化しきっていたのです。
そのことに僕は全く気づきませんでした。
3日、3日で状況は変わると言ってきましたが、
たしかに世界史は3日3日で飛躍的に仕上がりました。
一方英語は3日3日で今までの努力を台無しにしてしまったのです。
教訓が少なくとも2つ。
一つ。3日でも状況は改善するから、最後まであきらめるな、は本当。
4日前でも勝負は確定していない。
二つ。受験科目の勉強バランスは本当に大事。
苦手なもの、あるいは得意なものを追いかけ過ぎて
本末転倒になってはいけない。
受験は総合得点で評価されるもの。当たり前のことですが。
以上、アホな体験過ぎて参考にならなかったかもしれませんが、
僕のような悔しい思いをすることがないよう、
あと4日、お祈り申し上げます。
センターの結果もコメントで教えてくらたらうれしいです。