お茶ゼミブログ
2009/7/23 英語 尾形
難関大学だからなあ……と思って選択肢を眺めると、
やっぱりなーーんかマニアック。
スラングっぽい表現まで覚えなきゃいけないのか。
そうではありません。
つか、あーし、こないだの模試サイアクだったんだけどおお」
(「あーし」は「あたし」の21世紀ふう発音。「あし」「あっし」とも)
みたいなことを英語で言える能力は大学受験では
(今のところ)求められていません。
確かに会話特有っぽい選択肢があるのは確かです。しかし。
今年(09年)の早稲田大の文学部の問題を見てみましょう。
EmiとJuliaの会話。「週末何するつもり?」という文に続き
Think you ( ) a movie on Saturday night?
(a) all for it (b) could squeeze in(c) depend on it (d) get the feeling
(e) have a date (f) have to admit(g) not due until (h) same old things
(i) take time out (j) tough getting things(k) up to me
正解は(b)。
空所の後ろにa movieという名詞が残っているのがポイントです。
(e)のhave a dateだとhaveに対する目的語が
a dateとa movieというふうに2つ存在することになるので×
(そもそも「エミ」が「ジュリア」を「デート」に誘うというのはちょっとヤバイ)。
(i)のtake time outは直訳すると「時間を取り出す」。
V+O+副詞という形で文として完結しています。
a movieという名詞とつながるにはforなどの前置詞が必要になります。
そうすると、この問題は
1. youの後ろが空所だから、空所のアタマの部分には動詞が来るべき
2. 空所のうしろにはa movieがある
この2つの条件を満たす選択肢は(b)しかない
という、文法能力を問うている問題だということができます。
squeeze in=「ねじこむ」などという暗記をする必要はないわけです
(squeezeあたりは単語として知っておいてほしくはありますが)。
難関大の会話問題は
「会話問題の形で、文法能力を問うている」ものが多いのです。
それではまた次回。