お茶ゼミブログ

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2009/4/14 国語 秋元


僕がカードを勧める理由①


桜も咲き終わり今年もすっかり春ですね。

めでたく志望校の門をくぐった人も、あるいはさらにもう一年捲土重来を期す

人にとっても、毎年春は新しく生まれ変わるのにふさわしい季節です。



僕自身は2浪もしてるから辛い春を2回味わっています。

特に2浪が決定したときは春のうららかな陽気のなか、満開の桜の下を歩いて

いるのが奇妙な悪夢を見ているようで、堪らない気持ちになりました。

季節は巡るのに自分だけ亜空間をさ迷っている感じ。

大学にではなく、また予備校にお金を納めに入会の手続きを済ませると、もう

本当に耐えられなくて僕はそのまま熱海に出奔してしまったのです。……



……1週間ほどいました。その間完全に仮死状態。

煙草を吸うことさえできませんでした(もう時効ということでお許しください)。

1週間も禁煙したなんてこの時だけです。

熱海から戻るきっかけになったのは鄙びた定食屋で流れていたある曲を耳に

したことでした。

僕は箸を止めて思わず聞き入ってしまいました。

子どもの頃から耳にしていたその曲がまるで天の声のように胸に響いてきたの

です。

涙が出てきました。なんて厳しく優しくいい歌なんだろう。

何の曲だったかというと、みなさんもよく知っている「水戸黄門」のテーマ

ソングです。

(後に生徒からこの歌詞が書かれた絵はがきをもらいました。ありがとう。)

歌詞は紹介できませんが、あれはまさに僕にとって2浪ソングでした。

聞いているうちにもう一度「立ち上がろう」と思えたのです。



蘇生して東京に戻ってきた僕に母親がうって変わって優しくなっていて、

禁煙用に「ガム」と、ある「本」をくれました。禁煙はできませんでしたが、

その「本」との出会いが僕をさらに1年間「歩き出そう」とする力になって

くれたのです。



本の題名はいたって軽薄な感じで、ましてや母親が買ってきた本なんて馬鹿に

して手に取らないところですが、その時の僕は蘇生したばかりでひどく弱って

いて、かつてなく虚心坦懐な状態でいましたから何でも読んでみようと思った

のです。

読んでみると意外にも理に適っている。

あれ、この本、すごいんじゃないか。これは合格しちゃうんじゃないのか。

ここに書かれていることは信じるに足るのではないか。



実は著者は受験業界で非常に有名な「和田秀樹」さんでした。

そこに書いてあったのが「カード」の利用法だったのです。

この「カード」をきっかけにして僕はようやく全科目の偏差値を70超えに

することができました。



長い長い前振りでしたね。やっと本題です。

というわけで次回。

具体的に「カード」の作り方、使い方、利点等を紹介します。

たぶんすぐ更新します。




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