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2008/9/16 国語 秋元


「早稲田への古文①」


今年も夏期講習が終わりました。

西川先生が書いていた通り僕の体重は3キロ減り体脂肪は9%体年齢は18歳

にまでなりました。おれ高3。でも若返った実感はなく、むしろ即身仏。

ともあれまあなんとか無事に終わってよかった。いろんなドラマに立ち会えて

燃え尽き甲斐がありました。ですが、このブログを一回飛ばしてしまったのです。

すいません。その間にもチラホラとコメントが寄せられていてありがたく拝読し

ました。「メンタル系」のアドバイスが欲しいというリクエストが目立ったのが

印象的でした。「メンタル系」は込山さんのコーナーとかぶるかなとも思うので

すが、そのうちいつか。

さて今回は宣言通り「古文」いきます。


まずは早稲田以前。古文のはじめのはじめから。

僕がまるきり古文ができなかった頃の話から始めてみようと思います。

高校生の頃僕はまるで古文に愛はありませんでした。

何せ英語と違い古文は終わってしまった言語です。

そんなものを学んでもタイムマシーンが発明されない以上使いようがないし。

古文1級とか資格になるわけでもないし。

内容知りたければ大抵訳は出揃っているし。

受験のためだけに古文をやるのはどうも割に合わないではないか。

(といいながら英語も地歴もさぼっていたんだけど)。

ですがある日気づいたのです。

そんな古文如きのために大学受験に失敗するのはもっと割に合わないことだと。

1浪の9月のことでした。

僕は秋になると急に人生に弱気になり我に返る習性があります。

某全国マーク模試が戻ってきて古文が相変わらず50点中15点もないことに初

めて危機感を覚えたのでした。何にもしなければ15点位が限界らしいこと。

マーク模試つまりセンター試験レベルの古文が30%未満なんて文系の風上にも

おけないこと。このままだとずっと浪人し続けるのではないかという恐怖が急に

こみ上げてきたのです。現実を直視するの遅すぎですよね。

その段階で僕の頭の中には本当に一切古典文法の知識は入っていませんでした。

中学生でも覚えているであろう「四段動詞」の活用でさえもです。

「あ・い・う・う・え・え」みなさん言えますか? 

だったら僕より先んじています。未来は明るい。

次の模試が3日後に迫っていました。

その間に僕がやったこと。




○動詞の活用

○形容詞の活用

○形容動詞の活用

○助動詞の活用・意味・接続

○助詞の意味・接続

○敬語動詞3種(尊敬・謙譲・丁寧)の識別・意味



以上を一気に暗記し尽くしてしまいました。

すごい暗記力だと思いますか。

いいえ。暗記が骨の髄まで嫌いだからこそ一気に覚えてしまったのです。

苦いものは一思いに飲み込んだ方がいいでしょ。

さて模試の結果ですが、いきなり40点台にまで跳ね上がっていました。

(つづく)




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