早めのスタートで入試日本史を得点源にしよう

レベル：標準～難関

【対象】
入試科目に日本史を選択し、難関大の現役合格をめざす高２生。

【授業内容】
●入試にパーフェクトに対応できる日本史を、まず通史で学ぶ
江戸時代の寺子屋では、“読み書き算盤は必須の教養”として民衆の幅広い支持を得ました。寺子屋での学習姿勢は時代を超えた現代でも共通する部分が多いと思います。歴史的用語を正確に書き、史料も正しく読解する。これが受験日本史において求められていることです。まずは、「読み書き」に徹底的にこだわっていきます。
授業は時代の流れを追って、無理のない進度で、前期には原始時代から安土・桃山時代までを、後期には江戸時代から現代までをじっくり学習します。時代の概念から入り、各時代を、論理的に、流れを重視しながら講義し、ゆるぎない日本史を構築します。
●授業は、入試で出題される必須事項を中心に講義
授業は、政治史・外交史・社会経済史など各分野から入試の出題頻度の高いものを中心に組み立ててあります。ときに歴史のエピソード、代表的な史料、文化史との接点なども取り上げていき、演習的要素も取り入れます。理解しやすく、ハイレベルな日本史の知識を身につけていきます。また、難関大の出題傾向も講義のなかに織り交ぜていくので、自然と入試対策も身についていくでしょう。さらに、復習教材としてMaster Training、weeklyテストに加え、２期ごとに確認テストを実施して、知識力や理解度の確認を行い、確実に力が身に付くようにしていきます。

(前期)
4月期：文化の黎明（原始時代）､古代政権の形成・発展､古墳文化と政権の動揺､大化の改新と律令国家
5月期：律令国家と班田農民､律令体制の動揺と再編､北家の台頭と荘園公領制，武士の成長と台頭
6月期：平氏政権と鎌倉幕府､承久の乱と執権政治､ 幕府滅亡と南北朝動乱､中世社会と庶民の台頭
7月期：室町幕府と応仁の乱､下剋上の世と戦国大名､ 室町期の貿易と南蛮人との渡来

～夏期講習～

(後期)
9月期：織豊政権，幕藩体制の成立と諸階層の統制Ⅰ､
諸階層統制Ⅱと産業の発達､初期外交と鎖国
10月期：幕藩制社会の安定、幕藩制社会の動揺､
幕藩体制の解体、開国とその影響
11月期：【近･現代】幕府の滅亡と明治維新、明治政府の殖産興業政策、明治初期外交と自由民権運動、立憲国家の成立と初期議会
12月期：【近･現代】日清戦争、列強の中国分割と日露戦争、資本主義の成立と発達、護憲運動と第一次世界大戦

～冬期講習【近･現代】大戦景気と協調外交、大正デモクラシーと憲政の常道、恐慌の続発と協調外交の挫折～

(後期)
1月期：【近･現代】大日本帝国の崩壊、軍国主義の解体と民主化、経済の混迷と独立の回復、政界の再編と55年体制の確立
2月期：【近･現代】長期保守政権の成立、高度経済成長と日中国交回復、安定成長期と55年体制の崩壊

※３月期の授業はありません。

高２生の段階で受験世界史の大部分を概観する

レベル：標準～難関

【対象】
世界史を得点源にして難関大学現役合格を目指す志の高い高２生。

【授業内容】
●高２からのスタートで高卒生と互角以上の力を身につける
大学受験で扱う世界史の情報量は膨大です。それ故、難関大学に対応できる質を維持した上で、受験本番までに間に合うペースで全範囲を網羅する量を保つのは独力では難しく、高卒生と比較して世界史は主要科目（外国語・数学・国語）以上に点差が開く科目でもあります。そこで本講座では、全国の受験生が世界史対策に本腰を入れる前に、秋まで（10月期まで）には古代オリエント世界から18世紀までを、秋以降（11月期以降）は産業革命から第二次世界大戦後までを扱うことで、受験世界史の大部分を概観して難関大学現役合格に備えます。
●論理的な｢考察｣をベースに、受験に耐え得る「知識」を身につける
受験世界史で出題される膨大な用語を機械的に手当たり次第に記憶するという作業は効率が悪い上に、複雑な正誤判定問題や論述問題を課す難関大学の入試には太刀打ちできません。従ってまず、歴史事項の因果関係や歴史的意義の考察に重点を置き、ここで培われる考察力を基礎として知識量を増やしていきます。この「考察」と「知識」の両輪を高２生のうちから鍛えることで、高卒生に対しても互角以上に戦える力を身につけます。

(前期)
4月期：古代オリエント・古代ギリシア･ヘレニズム
5月期：古代ローマ・中国史（黄河文明〜魏晋南北朝）
6月期：中国史（隋・唐）・イスラーム史（〜13世紀）
中世ヨーロッパ（西欧世界の成立）
7月期：中世ヨーロッパ（東欧・十字軍・西欧世界の変容・各国史）

～夏期講習～

(後期)
9月期：近世ヨーロッパ
10月期：中国史（五代十国時代〜18世紀）・イスラーム史（14〜18世紀）
11月期：ヨーロッパ諸国の海外進出・産業革命、アメリカ独立革命、フランス革命とナポレオン、ウィーン体制・イギリス自由主義改革、社会主義
12月期：二月革命〜ロシアの南下政策、イタリア・ドイツの統一、19世紀アジア、アメリカ合衆国の発展

～冬期講習（帝国主義、辛亥革命、アジア諸地域の民族運動）～

(後期)
1月期：第一次世界大戦、ヴェルサイユ体制、1920年代の西欧各国、第一次世界大戦期のアジア諸地域、世界恐慌、日中戦争、ナチスの台頭〜第二次世界大戦
2月期：戦後世界の構築、冷戦の展開、冷戦下の戦争

※３月期の授業はありません。