お茶ゼミブログ
2021/12/17 国語 秋元
冬期講習が始まる時期になりました。
高3生にとってはいよいよ最後の直線コースに入ったことになります。
もしくはそのくらいの密度をもって本番に向かっていかないと、
今までの積み上げがむなしいものになってしまうとも言い換えられます。
毎年、合格していく受験生の眼差しを見ると
ニーチェの有名な一節が脳裏に浮かびます。
「超人を目指して飛ぶ一本の矢、憧れの熱意」。
かっこいいフレーズではありませんか。
痺れます。
僕にはこの時期の君たちが「一本の矢」に映ります。
そうです。君たちはかっこいいのです。
本人は髪もぼさぼさ肌もがさがさで
よれよれだと思っているかもしれませんが、
合格だけを見つめて、今までの自分を信じ、
いよいよ「憧れ」を現実の形にしていく姿は本当に尊いです。
眼福です。
今きみたちは輝かしき2か月間の真っ只中にいるのです。
後に振り返ったらわかると思います。
僕はもう後はわっしょいわっしょい、
あらん限りの力をもって大旗を振り回すのみです。
高2生にも紹介したいニーチェの言葉がありました。
「いつか空の飛び方を知りたいと思っている者は、
まず立ち上がり、歩き、走り、登り、
踊ることを学ばなければならない。
その過程を飛ばして、飛ぶことはできないのだ」。
冬期講習をきっかけに、ある生徒はようやく立ち上がりだし、
ある生徒は走り始めるのだろうと思います。
それでも1年後にはみんな飛び立とうとするのですから、たいしたものです。
感服です。
おそらく君たちが想定しているより
余程濃密でドラマチックな1年間が待っています。
一緒に立って、歩いて、走って、登って、踊っていきたいと思っています。
お楽しみに。よろしくお願いします。
少し早いですが、メリークリスマス!&来年も良いお年を!!!