お茶ゼミブログ

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2021/11/25 地歴公民 片岡


Reborn


気がつけば2021年も残り僅か。

今年もコロナに振り回された1年でした。

来年こそ、通常の生活が戻ってくることを期待して、

今まで以上に授業に力を入れていきたいと思いますので、

高校3年生はもちろんのこと高校2年生の皆さんよろしくお願いします。


前々回のブログで、歴代長期政権を扱ったので、今回はその逆。

歴代短命内閣を紹介したいと思います。


【短命政権ベスト3】※敬称は省略

第3位 石橋湛山内閣 在職日数65日

1884(明治11)年生まれで、早稲田大学文学部卒業後、

東洋経済新報社に入り、編集主幹を経て代表取締役専務にも就任。

戦後は1946(昭和21)年5月発足の第1次吉田茂内閣の大蔵大臣として入閣し、

GHQに対して進駐軍経費負担を低減するよう勇気ある要求を行いました。

その後公職追放となり、解除後は鳩山派の幹部として動きます。


1956(昭和31)年、鳩山一郎の引退を受け行われた自民党総裁選の結果、

最有力視された岸信介を7票の差で破って2代目総裁に選出され、

第55代総理大臣に就任しました。

「一千億減税・一千億施策」「中国貿易拡大」などの積極政策を掲げて

全国遊説へ向かうものの、過労で倒れてしまいます。

当時の岸信介外相を臨時首相代理に指名した石橋は

2月末に至ってもなお加療の必要があると診断されたことから総辞職。

その引き際には賛辞を送る者が多かったといいます。

※自分の授業では、石橋が臨んだ自民党総裁選の展望も話しているので、

高校2年生はもう少し待っててください。話題に尽きない人物です。



第2位 羽田孜内閣 在職日数64日

1994(平成6)年4月に新生党、公明党、日本新党、民社党などを与党とする

連立政権として発足した羽田内閣では、直前に社会党が連立政権を離脱したため、

少数与党内閣としての出発でした。「改革と協調」を掲げ、

平成6年度予算を成立させたものの、

永野茂法相の「南京虐殺はでっち上げ」発言が国内外で問題視され、

自民党から内閣不信任案が提出されました。

当時はあまり評価されなかった「省エネルック」の推進者でもありました。



第1位 東久邇宮稔彦内閣 在職日数54日

在任期間は1945年(昭和20)年8月17日から10月9日。

第2次世界大戦直後の終戦処理内閣として、

憲政史上唯一の皇族出身の総理大臣でした。

連合国に対する降伏文書の調印、軍の解体と復員、行政機構の平時化、

占領軍受け入れなどを実施した後、GHQの圧力もあり総辞職しました。

陸軍大学卒業後、フランスに7年間留学していた東久邇宮は、

日米開戦に反対したと言われています。

総理退任後は、GHQの指令により皇籍を離脱しています。

逝去は1990(平成2)年102歳と、

歴代で最も短命であった内閣総理大臣は、

歴代最長寿を全うしました。


※前々回のブログの時に、実はここまで原稿はすでに書いていたのですが、

それから少し時間が経ち、実は短命政権の1位が変わってしまいました(笑)。

現在の短命政権1位は、第1次岸田文雄内閣の38日です。

まあ、これは含めなくても仕方ないかなあと思います。


◎高校3年生へ

様々な模試を受けている時期だと思います。

悪問・奇問は無視していいですが、正答できた筈の問題を落とした場合は、

真摯に受け止めて早急に復習しましょう。

今の時期大切なのは、原理・原則の確認です。

まあ、不安なことがあれば、講師室に来てください。

解決になるかはわかりませんが、相談にのります。

もちろんこのブログへのメッセージでも構いません。



◎高校2年生へ

受験日本史・世界史は量も多く、出題方法も様々、

さらに思考力を問う問題の増加で、

独学ではなかなか効率的な学習が難しい科目です。

なので、早め早めにスタートを切ることが大切ですし、

日本史・世界史は色々な先生から話を聞くことが

学力向上にもつながると思うので、

ぜひ一度、体験授業に参加してみてください。

※冬期講習の高2日本史総合では、3日間で「江戸時代」を扱います。


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休み時間・移動時間で気軽に見れると思うので、

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