お茶ゼミブログ

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2021/8/18 英語 尾形


慣用句の世界


夏休みです。

予備校の予復習、学校の宿題、

そして部活などにも追われて忙しい日々の人も多いでしょう。

ただ、やはり普段に比べると高1, 2生の皆さんは

心に余裕があるのではないでしょうか。



そんな時期にちょっとやっておくと得なのが「慣用句の勉強」です。


そんな時期にちょっとやっておくと得なのが「慣用句の勉強」です。



英語には色々な慣用句があります。



色の名前を使ったもの

(red tape「お役所仕事」, in the pink「とても元気で」など)

身体の部位を使ったもの

(wet behind the ears「未熟な」,

under A's thumb「Aの言いなりになって」など)



お茶ゼミでは『完熟』という熟語集に由来も含め

これらは掲載されていますので、

お茶ゼミ生は遅かれ早かれ対策はきちんとやることになります。

こういうものは、別にマニアックに覚える必要はないかもしれませんが、

気を付けておきたいのは

「慣用句は、大問ひとつぶんまるまる慣用句問題、

などというという出題のされ方をする」ということです。

毎年このことを言いながら、

入試前の直前特訓では慣用句の総まとめを行っています。

頻出事項ではないかもしれませんが、

対策をしないわけにはいかない部分です。



予言どおり(というとエラそうですが)、

今年の慶應大の法学部は会話問題で大問まるまるいっこぶん、

動物の名前を使った慣用句が問われました。

動物の名前を使った慣用句、というのはこういうものがあります。


let the cat out of the bag「うっかり秘密を漏らす」

子豚だとだまして猫を袋に入れて売っている商人に由来する表現です。

猫を袋から出してしまう=秘密を漏らす、となるわけです。

この表現はネイティブスピーカーの人の会話の中でも

結構耳にする機会が多いです。


a white elephant「無用の長物」

昔、タイの王様が嫌いな家臣に白い象を与えたという話に由来します。

白い象は神聖なものだとされますが、もらったほうは超迷惑です。

餌代もかかるし、ものは壊すし。

王様からもらったものなので、手放すわけにもいかない。


変わったところではsee a man about a dog

「(言い訳などで)ちょっと用事があって」というものもあります。

例えば中座するときになどに

「ちょっと犬のことで人に会うので...(これで失礼)」

みたいに使います。

この慣用句が実際に使われているのは目にしたことがないので、

一度ネイティブスピーカーの先生に

「本当にこの表現って使うんですか」と聞いたことがあります。

「あー、自分で使うことはないけど、あるよねその表現。面白いよねー」

という感じでした。



いろいろと面白いですね。

この系統の表現は、一度由来を知るとなかなか忘れることがありません。

夏休み、ちょっと時間ができたときに

「英語 慣用句 動物(もしくは色、体の部位、など)」

などでインターネットで検索してみると世界が広がると思います。




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