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2021/2/3 国語 秋元


第1回共通テスト「国語」はいかなる試験だったのか


今年初めての更新だと思ったら、早くも今日は立春です。

連載が始まってから丸12年。12支の2週目に突入です。

今年もよろしくお願いします。


さて、今さら「共通テスト」の話題をするのは

少し気が引けるのですが、

結論から言うと、本当に良かったです。

どれくらい良かったかというと、

思わずこぶしを握り締め瞑目してしまったほどでした。

何が良かったのかを一言でいうなら、

「古き良きセンター試験」をしっかり継承してくれたこと、に尽きます。


随分以前にも書いた記憶があるのですが、

僕にとっての国語(中でも現代文)の原点は

「センター試験(さらには共通一次試験)にあります。

他教科に比べ対象化しにくい

「現代文」なるテストに求められる「能力」とは何なのか、

ということを明示してくれたのが「センター試験」でした。


僕はセンター試験を通して「現代文」を内面化してきて、

飽くことなく(学生時代も含めると)

30年に渡って講義してきたのだと言っても過言ではありません。

センター試験が終わりを告げたことで今後

「現代文」(もちろん古文・漢文も)がどのように変質してしまうのか、

果たして「現代文」という同一名称で括っても

支障がない試験であり続けるのか、2020年度はコロナ禍に加え、

未知なる「共通テスト」の正体にヤキモキして悶々とさせられた1年でした。


予備校講師(ひいては予備校業界)を活かすも殺すも大学入試問題次第です。

極論すると、全て抽選で合否が決まるのなら僕らは必要なくなります。

為すべき訓練を完遂し然るべき能力を身に付けた者が

正当に報われる試験が良い試験であり、

僕らも使命感を持って働くことができます。

以上の意味から言って、

記念すべき第1回共通テストの「国語」は本当に良かったのです。


胸を撫で下ろすと同時に、作成者の方々には感謝しかありません。

当たり前ですが、僕は大学入試センターの

問題作成者の方々に会ったことはありません。

今後も会うことはないでしょう。

会うことがあったとしても彼らは名乗ることはきっとないでしょう。

突飛なイメージですが、僕にとってセンター試験(共通テスト)を

作成されている先生方がウルトラの戦士たちと被るのです。

宇宙のどこかにあるM78星雲に集った数々のウルトラの戦士たちが

怪獣と戦い続けてくれているおかげで地球の平和が守られているように、

どこかに結集して連日問題作成に

知恵を絞ってくださっている先生方のおかげで

今年も真っ当な受験生は救われたのだと思います。

今後も良質な「国語」が保たれることを祈念するばかりです。

ありがとう、ウルトラの先生方!


......と、長々と書いてきましたが、

具体的にどう良い試験だったのかをちゃんと言ってくれよ、

とお思いの読者諸氏もいることでしょう。

というわけで以下に、参考になるかもしれないものを紹介しておきます。

動画解説

https://www.ochazemi.co.jp/event/ev_kyotutest-challenge_pv.html

新学年準備特講

https://www.ochazemi.co.jp/february/grade3/course.html#g3jp001


いずれも無料です。

サクッと概要だけ確認したい人は「動画」を、

しっかり「国語力」も身に付けてみたい人は

「新学年準備特講」がお勧めです。

ご参考までに活用してみてください。

お役に立てたら幸いです!


動画解説

https://www.ochazemi.co.jp/event/ev_kyotutest-challenge_pv.html

新学年準備特講

https://www.ochazemi.co.jp/february/grade3/course.html#g3jp001



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