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2021/1/6 理科 輪島


受験直前


こんにちは。化学科の青木です。



入試の直前期ということで、

この時期の勉強法と本番での注意点について書こうと思います。


①勉強法について

前々回のブログで菊川先生も書かれていましたが、

化学の入試では典型問題からの出題がほとんどを占めます。


本番に向けて難しい問題をガンガン解いていきたい

気持ちもわかりますが、

足元が固まっているかを再度確認してみましょう。



具体的には、一問一答形式の問題集を活用してみましょう。

化学の一問一答では計算問題も多く含まれていますが、

すべてを真面目に解いている時間はありません。

大事なのは「解法が頭に入っているか」です。


問題を見て、解答の方針がすぐさま頭に浮かぶかをチェックしてください。

すぐさまです。答えまで出す必要はありません。


ここで少しでも悩んでしまったら、その問題は要チェック。

時間を取って解法を思い出し、しっかり答えを求めて、

テキストで復習をしましょう。



化学の問題では、実験操作などが複雑であっても

最終的な計算は基本的な公式に行きつくことがほとんどです。

問題を見たときに「この単元の問題だからこの公式を使うんだな」

という指針が立てば、あとはそこに代入する数値を問題文から拾うだけです。

基本的な解法がしっかり定着しているかを見直してみましょう。



②入試本番について

試験中に気を付けてほしいことを2点紹介します。

(1)いつも通りの解き方をすること

「さああと少しで試験開始だ!ドキドキするなぁ...」

キーンコーンカーンコーン

「始まったぞ!第1問は...ふむふむ...

この問題はテキストで見たことがある!

公式もちゃんと覚えてる!

あとは数値を代入して計算するだけっと...

普段は暗算で済ませちゃうけど、

ここはミスをしないようにしっかり筆算するか...」

暗算してください。

入試では、自分のペースを崩さないことが重要です。

しかし、試験本番というのは非日常的な状況です。

試験開始時は緊張して普段通りの自分ではいられないでしょう。

カギになるのは、その状態からどれだけ早く

いつもの自分を取り戻せるかです。


いつも通りの考え方、いつも通りの計算方法で

自分のペースを取り戻してください。


(2)テンパるくらいなら2秒止まる

「残り時間10分か。とりあえずこの問題は最後まで解くぞ...」

2分後

「かなり面倒な数字になってきたな、どこかミスってるんじゃ......っ!

問題文の条件を一つ見落としてる!!!

やっばこれ修正できるか!?

あぁどこから計算し直せばいいんだ

ヤバイヤバイヤバイヤババババババ」


こんな状況にはなりたくないですが、

なってしまったらどうしたらいいでしょう。


自分の答えは『2秒止まる』です。

2秒でいいので思考停止してください。

時計を見つめながら、秒針が2回動く間は何も考えず、

何も感じず、ただ生命維持活動をするだけの存在になってください。

ロバートさんの邪念0研究所というネタを見てみると

イメージが湧くかもしれません。



焦って修正しようとしてもつまらないミスをするだけです。

少しだけ立ち止まって、2秒経ったら再出発。

今の計算を修正する方が早いのか、

それとも1からやり直した方が早いのかを

見極めるところから始めましょう。



受験生のみなさん、頑張ってください。




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