お茶ゼミブログ

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2020/9/16 国語 秋元


合格する眼


日が暮れると、秋の風情を感じるようになりましたね。

この時期の高3生に送るメッセージとしては、

2週間前に尾形先生が書いていたことが、

そのまま僕が伝えたい内容になっています。



教科は違えども「国語」にもばっちり当てはまります。

というわけで、尾形先生のブログを今月は毎日繰り返し読むように。以上!


これで本当に終わらせてしまうとあまりにも手抜き感があるので、

蛇足ながら多少付け加えさせていただきます。


9月に入ると、不思議なことに時間の流れに加速がかかります。

君たちが想定しているよりもずっと早く1月がきます。

良く言えば、「つらい時期」は意外とあっけなく終わります。

悪く言えば計画していたよりもそれほど多くの勉強はできません。

9月は「折り返し」ではなく、「最終コーナー」に入ったのだ、

と思っておいた方が徒(いたずら)に恐慌状態に陥ってしまうことを

避けられるでしょう。

来春第1志望にしっかり合格する生徒ほど、

この時期は辛さを感じているはずです。



今、辛いですか?

それは良い兆候です。

なぜならちゃんと「現実」を認識している証だからです。

現実を見据えているからこそ、

本番までに間に合わないのではないかという恐怖を

覚えることができるのです。

受験というのはどんなに万全を期そうとも、

「完璧」には仕上がらないものなのです。

結果を出す優秀な受験生ほど

「完璧」がどういう状態かを知っているので、

そこまでに至らない自分にいら立ったり、

情けなくなったりして苦しむのです。

そのことを十分にわかった上で、にもかかわらず、

それでも何があろうが「今日できることをでき得る限りやり抜こう」

と決意し直すのです。



半年後の合否の結果は、今の君たちの「眼」に顕れると僕は思っています。

「間に合わない」、にもかわらず「大学をあきらめたくはない」。

であるならば「やるべきこと」を一日一日やれる限り

「やり抜こう」という意志が「眼」に顕れると僕は思うのです。

その「眼」は、「目標」と「現実」の距離を把握したうえで、

「目標」から決して目を逸らすことなく、

一歩一歩にじり寄っていく意志がもたらす「深い眼差し」です。

「夢見る甘い眼」でもなければ、

「絶望して生気を失った眼」でも、

「力みまくって血走った眼」でもなく、

眼の奥に強烈な意志を秘めた落ち着きのある

「光を湛えた深みのある眼」です。

今、みんなマスクをしていて表情はわかりにくいのですが、

「眼」だけはわかります。

僕の目の前に座っている君たちがどういう眼差しでいるのか、

そのことをいつも見ています。

僕は2浪した途端にモテだした、と以前書いたことがありましたが、

今まで生きてきた中で本当に一番のモテ期到来でした。

おそらくその頃の僕は1年間だけ「深い眼」をしていたのだろうと思うのです。

「やるべきこと」、

たとえば英語の新しい長文を何があろうが「毎日」自力で読む。

時間が早く過ぎ去ろうが、周りから何を言われようが、

模試の成績が乱高下しようが、

「志望大学」に合格することだけに「照準」を置き続ける。

やるべきことを淡々とその日が来るまでやり続ける。

この日々が僕を錬磨し、深い眼差しをもたらし、

柄にもなくイケメンの雰囲気を纏わせたのかな、と今となっては思います。

教える立場になって、君たちの深い大人びた眼差しを見ると、

心打たれることがあります。


「受験なんて余裕~」とうそぶくわけでもなく、

「受験が怖い」と泣きじゃくるわけでもなく、

「状況は厳しいがやるべきことを淡々とやり抜くだけだ」

という覚悟を秘めた眼差しは本当に尊いです。



今、辛いですか。それは「夢」があるからです。

僕もぶれずに道標の役目を果たしていきます。

一人で抱えきれなくなったら教えてください。

誰かに話すことでまた一歩踏み出せるのなら、僕はじっと聞きます。

一寸先は「光」だったりしますよ。




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