お茶ゼミブログ
2020/9/2 英語 尾形
1学期で学んだ基礎をベースに、
そろそろ実戦を意識した演習的な学習も始めていくべき時期です。
長文読解の悩みで多いのは、
・辞書を使った読解ではなんとかできるんだけど、辞書なしだとわからない。
模試などで時間内に読み切れない。
・受ける学部で1000ワードを超えるような長文が出題されるんだけど、
こんなに長いと、まったく頭がついていかない。
読めるようになる気がしない。
こういうものだと思います。
二つ目の悩みは僕も経験があります。
いったい、こんな長い文章を自分に読めるようになる日が来るのかと。
基礎がある程度固まった後のジャンプ、というのでしょうか。
「木を見て森を見ず」で言えば、
お茶ゼミの1学期の学習は、それぞれのレベルで
「木を正確に見る」読解をしてきたと言えるかもしれません。
2学期というのは、それを「森を見る」状態へ
もっていく時期といえるでしょう。
それぞれの講座で、長文の語数も難易度も上がります。
また10月からは「長文マラソン」がスタートします。
自分の志望校にあわせたコースを選択し、
家庭学習用のテキストとスクーリング(授業)で
実戦演習を積んでいくプログラムです。
皆さんの先輩たちもこの「長文マラソン」で読解力を培い、
合格をつかみとってきました。
2学期の学習で重要なのは、この「演習量を増やしていく」ということです。
さっきの「時間が足りない」「語数が増えると頭がパンク」
というのを解決するにはそれしかありません。
1km走れない人がいるとします(僕のことですが。100mも怪しい)。
そういう人間が「3km息切れせずに走りたいんだけど」と相談に来たら、
皆さんは何と答えるでしょうか?
「走り込みなさい」しかないですよね。
テクニックとかコツだけで乗り切れる部分ではないですよね。
長文読解というのもそれに似たところはあります。
1学期に培った基礎力+2学期に培う実戦力で
「木を見て、森も見る」状態を作っていきましょう。
「木」の視点、「森」の視点、大学受験ではどちら側からも問われます。
ただ、絶対に忘れてほしくないのは、
ベースとなるのは「基礎力」ですよ!ということ。
辞書をひいて、英文構造を分析しつつ、時間をかけて考える勉強。
これは最後まで絶対に継続してやっていきましょう
(お茶ゼミのテキストにもこの学習を行うコーナーは
受験直前まで存在します)。
2学期、頑張って参りましょう。