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ネットに個人情報、お子さんが書き込んでいませんか?
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  • 記事作成日:2010年07月26日
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  • 携帯電話の普及など情報化の進展は、「ネットいじめ」や、出会い系サイトを利用した問題行動の増加など、子どもたちにも深刻な影響を及ぼしています。文部科学省が発表した実態調査の結果によると、子どもたちが個人情報を不用意に掲載しているケースが多数あることがわかりました。子どもの行動が一段と活発になる夏休みを迎えて、保護者にはもう一度、子どもとネットの関係を真剣に考える必要がありそうです。

    調査は、文科省の委託を受けた財団法人インターネット協会が実施したもので、昨年12月から今年3月にかけて、青少年の利用が多いサイトやそのリンク先の中から、子どもによるものと推定される約10万件の投稿を分析しました。その結果、誹謗(ひぼう)中傷や個人情報の掲載など、問題があると確認された投稿は、6,158件でした。投稿をした者の内訳は、高校生が48%、中学生が38%、小学生が2%、学生・一般が6%などで、中高生が大半を占めています。
    問題のある投稿が行われたサイトの種類は、プロフ(自己紹介サイト)などプロフィールサイトが53%、ゲーム・SNS(ソーシャル・ネット・サービス=会員制交流サイト)が25%、掲示板が9%、ブログが2%などとなっています。注目されるのは、いじめの温床として社会問題にもなった「学校裏サイト」など、ネット上の掲示板の割合が少ないことです。これについて同協会は、教育委員会や警察による「学校裏サイト」への監視が強まったため、「問題のある投稿がなされる場所の中心が、掲示板からプロフやSNSへと移行している」と指摘しています。

    誹謗中傷などの投稿があること自体も問題ですが、それよりも同協会が懸念しているのは、プロフやSNSが、掲示板に比べて、投稿者が誰かを特定しやすいということです。問題のある投稿をした者が特定され、それによって事件が起きたり、犯罪に巻き込まれたりする可能性は、否定できません。同協会は「書き込みをもとに脅されたり、将来就職活動等の際に不当な不利益を被ったりする恐れがある」と警告しています。
    このうち、特に問題のあるとされた投稿の内訳を見ると、メールアドレス掲載が32%、自傷関係が27%、自殺関係が10%、いじめが9%、携帯電話番号掲載が8%、出会い系行為が8%などとなっています。
    いじめや誹謗中傷など問題のある投稿は依然として少なくないものの、最も大きな問題は、簡単に個人情報を掲載してしまう子どもが多いことだと言えるでしょう。学校名だけでも個人が特定されることがあります。顔写真がアダルトサイト用に加工されて広がったというケースもあります。子どもが携帯電話で不適切なサイトに接続できないようにするフィルタリング機能を掛けることは当然のこととして、安全なサイトでも個人情報を掲載することの危険性を、きちんと子どもに理解させることが必要です。


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