教育情報ニュース

企業と高校生とのマーケティング開発 第2回「cal-fee企画立案セッション」
  • 記事一覧に戻る
  • 記事作成日:2010年07月12日
  • ベネッセ教育情報サイトの元記事へ
  • 無料ケータイサービス『cal-fee(カルフィ)』の開発チームが、高校生のマーケティング部の意見を取り入れながら新しいサービスを考えています。第2回目は、マーケティング部のメンバーたちが前回のcal-feeの現状分析から、利用者を増やすためのアイデアを出す企画立案のセッションとなりました。


    前回の振り返り

    まずは、5月末から約1か月の期間が空いたため、セッションのはじめに改めて前回行った現状分析の振り返りをしました。cal-fee開発チームが前回模造紙に書かれていたものをまとめたプレゼンテーション資料をマーケティング部メンバーに見せながら、説明します。

    前回セッションで議論した現状分析(SWOT)をもとに、
    1.強みを活かして、さらに差別化できることは何か?
    2.現在の弱みを、どうしたら補強できるか?
    3.これからの社会の流れから考えて、どのような部分を伸ばしていくべきか?
    4.これからの「向かい風要因」に対して、どう手を打っていくべきか?
    この4点を念頭に置いてアイデアを出すことになったのですが、果たして……?


    たくさん出てきたアイデア、しかしどれを選択する?

    cal-feeチームが期待したとおり、マーケティング部のメンバーたちはユーザーの高校生らしい、たくさんのアイデアを考え、各人の想いを元にプレゼンテーションをしてくれました。

    ◎ひとりでも楽しめるコンテンツ
    高校生:「cal-feeは友だちとの行動の予定や行事参加計画の共有がメインなんだけど、いつも予定があるわけではないので、予定がない時にもアクセスしたくなるコンテンツがあったらいいと思います!」
    「例えば……」
    まさに、実際の利用者視点での指摘です。

    ◎プリン(cal-fee内でのポイント)の有効活用は?
    高校生:「いまは、プリンを貯めても、デザインスキンの変更しかできないから、もっとこのプリンをつかって楽しいことができるといいです!」
    「例えば……」

    ほかにもいろいろなアイデアが出ました。既存のサービスであるものについても、やはり高校生にとってはこれが便利なんだなということや、利用シーンが具体的にわかり、cal-fee開発チームにとっても良い勉強になったようです。

    高校生:「占いはあるといい。でも、それがあるからcal-feeをやるかと言われると、そうとは言えないですね。」
    高校生:「天気とニュースも同じ。あればいいけど、それがあるからcal-feeを使うかっていうと、差別化にはならないですけど」
    高校生:「セール情報……住んでいる地域のお店単位でのセール情報が入手できるといいですね」
    高校生:「今のメルマガは、絵文字が赤いのが多すぎるように思います。画像があってもいいかも」
    単なる「要望」ではなく、ちゃんと「差別化」という点についても考えながらの議論で盛り上がりました。まさに、このような意見は、会社の会議室や机上では絶対に得られない内容ばかりです。


    開発チームと考えていたことは近かった……!?

    驚いたことに、cal-fee開発チームがすでに6月にリリースさせようと思って準備を進めていた新コンテンツについて議論を交わしました。

    cal-fee開発チーム:「画面についてなんだけど、更新情報の表示位置ってどう思う?」
    高校生:「ルーム一覧よりも上のほうが使い勝手はいいですよね」「うん、すぐ目に入るし」
    cal-fee開発チーム:「そっかー。よかった!」

    cal-fee開発チーム「予定ってさ、(商業)検定の日程に向けてあと何日ってカウントダウンがされるのってどう思う?」
    高校生:「それいいーーー!」「検定とかある人はそれ、すごく便利!!!」
    cal-fee開発チーム:「実はcal-feeの6月上旬からのサービス改定でやろうと思ってたんだよ。よかったー!」

    cal-fee開発チーム:「『さっき、一人でも楽しめる内容があったらいい』っていってたけど、「花火」とか「お祭り」の情報とかがあって、それを共有できたらどう?」
    高校生:「それいいーーー!」
    高校生:「でも、ほかのサイトでもそういうのはあるよね?」
    高校生:「ほかのサイトでもそういう情報はあるけど、そこからcal-feeのスケジュールとかに連動できるのはいいよねー」

    企画編集部:「○○○はどう?」
    高校生:「ううーん、それはちょっと微妙かも……」

    最終的には、この2回のセッションであがった企画内容をcal-feeの新機能として検討していくことになりました。
    実際にcal-feeを利用する高校生と一緒に考えた企画が、7月以降順次リリースされていく予定です。その結果はいかに??

    次回のセッションは8月上旬予定。次のセッションでは6・7月にリリースされた機能・サービスについての利用状況をもとに、企画内容の総括をすることを約束し、セッション終了となりました。そして、最後は顧問であり、「日本唐揚協会唐揚ニスト」の岡崎先生が大分中津名物の唐揚げをごちそうしてくださいました。
    みんなで「いっただっきまーす!」。梅雨寒の一日でしたが、心も体もほっこり温まって大分をあとにした開発チーム&編集部でした。

    ●カルフィ
    みんなとの生活が楽しくなるケータイサイト:cal-fee(カルフィ)
    ※(株)ベネッセコーポレーション運営(無料)

    ●商業高校運営ネットショップモール:ややま買い.com
    ※大分県立中津商業高等学校マーケティング部模擬株式会社運営


    このページのTOPへ