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子どものテレビ2時間を超えると保護者は不満!
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  • 記事作成日:2010年07月08日
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  • アンケート期間 2010/05/26 回答者数:2,626人
    アンケート対象:全国の本サイトメンバー 幼児!)高校生の保護者

    ※百分比(%)は小数点第2位を四捨五入して表示した。四捨五入の結果、各々の項目の数値の和が100%とならない場合がある



    もうすぐ夏休み。お子さまは、学校のある時期に比べて家にいる時間が長くなり、テレビをついダラダラ見てしまう……というご家庭もあるのではないでしょうか。今回は、テレビがテーマです。お子さまにどんな番組を見せたいか、お子さまが見るテレビの内容や視聴時間に満足しているかなど、保護者の本音をご紹介します。
    今回のアンケートにご協力いただいたのは、就学前から高校生までのお子さまをお持ちの保護者です。


    子どもがよく見るジャンルは「バラエティ」と「アニメ」!

    最初に、お子さまがよく見るテレビ番組のジャンルを伺いました。

    【図1 お子さまがよく見るテレビ番組のジャンルは以下のうちどれですか? 当てはまるものすべてお選びください】
    図1 お子さまがよく見るテレビ番組のジャンルは以下のうちどれですか? 当てはまるものすべてお選びください

    【図2 図1で回答したうち、いちばん好きなテレビ番組のジャンルはどれでしょうか?】
    図2 図1で回答したうち、いちばん好きなテレビ番組のジャンルはどれでしょうか?

    【図3 (横軸)図1で回答したうち、いちばん好きなテレビ番組のジャンルはどれでしょうか?(学年別)】
    図3 (横軸)図1で回答したうち、いちばん好きなテレビ番組のジャンルはどれでしょうか?(学年別)

    【図4 (横軸)図1で回答したうち、いちばん好きなテレビ番組のジャンルはどれでしょうか? (男女別)】
    図4 (横軸)図1で回答したうち、いちばん好きなテレビ番組のジャンルはどれでしょうか? (男女別)


    最も多かったのは、「子どもは『バラエティ番組』をよく見る」という回答。「バラエティ番組」を挙げる保護者は、約70%に達します。次が「『アニメ』をよく見る」という声で、約65%の保護者が挙げました。
    よく見るジャンルの中でも、特にお子さまの「いちばん好きなテレビ番組のジャンル」をお聞きした図2では、「アニメ」が第1位、「バラエティ番組」が第2位でした。図1と順位は逆転したものの、二つのジャンルがお子さまにとても人気があることがわかります。
    学年別に見ると、お子さまのいちばん好きなジャンルに「アニメ」を挙げるのは小学生の保護者が圧倒的。中学生以上では、「バラエティ番組」「お笑い系」を挙げる保護者が増えてきます。
    また、お子さまの性別によっても、好みのジャンルは分かれます。「アニメ」や「スポーツ」を挙げるのは女子よりも男子の保護者に多く、「ドラマ」を挙げるのは男子よりも女子の保護者が多くなりました。


    こんな番組を、見せたい・見せたくない!

    では、保護者はお子さまに、どんな番組を見てほしいと思っているでしょうか。逆に、どんな番組を見せたくないと思っているでしょうか。

    【あなたは、お子さまに見てほしいテレビ番組がありますか? よろしければ教えてください。また、見せたい理由も教えてください】
    ☆報道・教養番組
    ●ものごとを判断する力を養うために、ニュースやドキュメンタリーを見てほしい
    ●もっと時事問題に関心を持ってもらいたいので、見てほしい番組はニュースです
    ●教養系の番組を見て、知的好奇心を高めてほしい
    ●経済的に貧しい国や、闘病中の子どものドキュメンタリー。こういう番組を見ると、何事にも感謝する気持ちが育まれると思います
    ●実際に体験するのが困難なことを映像で紹介してくれる、生物の記録番組や科学・化学の実験番組
    ☆映画・ドラマ
    ●いろいろな映画を見て、感動したり、悩んだり、考えたりして、感性の豊かな人間になってほしい
    ●歴史の知識が増えるので、NHKの大河ドラマを見てほしい
    ●ドラマを見てほしいと、最近思うようになりました。人間がそれぞれの立場で何を考え、どう行動するかをシミュレーションし、想像力を養う機会になるためです

    【あなたは、お子さまに見せたくないテレビ番組がありますか? よろしければ教えてください。また、見せたくない理由も教えてください】
    ●人を殺す場面が出てくるドラマは見せたくありません。子どもが映像のショックで悪夢を見るかもしれないし、殺人を見慣れてしまうのも怖いからです
    ●ラブシーンが多いドラマは、教育上見せたくない
    ●下品な番組や性的な番組、暴力的な番組。多感な年齢なので、そういう番組による悪影響が心配です
    ●お笑い番組には、人を困らせたり、ひどいことをしたりするシーンが多く、人権的に問題が多いため、子どもには見せたくありません
    ●人をたたいたり、食べ物を粗末にしたりする番組は、それが普通だと思ってほしくないので、見せたくない
    ●アニメ番組は、おもちゃやゲームのCMばかり流し、子どもの購買欲をあおっていて悪質です。見せたくありません


    「見てほしい番組」では、お子さまの知識を増やす「ニュース」や、人間や社会について考える機会となる「ドキュメンタリー」を挙げる声が目立ちました。
    一方、「見てほしくない番組」で多く挙がったのは、残酷なシーンや人をバカにするシーン、性的なシーンが含まれる番組です。理由としては、お子さまの健全な成長にふさわしくないという声が圧倒的でした。同じ理由から、「お笑い系のバラエティ番組を見せたくない」という声も少なくありませんでした。


    2時間以上のテレビ視聴には不満の声多し!

    続いて、お子さまが1日どれくらいテレビを見ているかを伺いました。また、視聴時間や内容について、保護者がどう思っているかもお聞きしています。

    【図5 お子さまは1日平均して何時間くらいテレビを見ていますか?】
    図5 お子さまは1日平均して何時間くらいテレビを見ていますか?

    【図6 お子さまのテレビ視聴の時間や内容について、あなたはどのように思っていますか?】
    図6 お子さまのテレビ視聴の時間や内容について、あなたはどのように思っていますか?

    【図7 (横軸)お子さまのテレビ視聴の時間や内容について、あなたはどのように思っていますか? (縦軸)お子さまは1日平均して何時間くらいテレビを見ていますか? 近いものを一つお選びください】
    図7 (横軸)お子さまのテレビ視聴の時間や内容について、あなたはどのように思っていますか? (縦軸)お子さまは1日平均して何時間くらいテレビを見ていますか? 近いものを一つお選びください


    お子さまが1日にテレビを見る時間についての保護者の回答は、「30分以上1時間未満」が最も多く、約25%でした。「1時間以上1.5時間未満」「1.5時間以上2時間未満」という回答も多く三つを合わせると、全体の7割近くになります。
    視聴時間・内容に関しては、「満足である」という保護者が多く、全体の約7割を占めています。
    理由としては時間に関するものが多く、「部活で毎日忙しい子どもには、たまに、家族みんなで楽しんでいる番組を見たり、好きな番組を録画して見たりする時間が、よい息抜きになっていると思うから」「どうしても見たい番組だけを録画して見ているため」「見たい番組は録画して、宿題や勉強を終わらせてから見ているから」など、メリハリをつけて見ている点を挙げる声が寄せられました。こうしたご家庭では、お子さまは好きな番組を録画して効率よく見ているようです。

    「視聴時間や内容は不満である」という保護者が挙げる理由でも、時間についてが目立ちました。「家にいる時、テレビをだらだら見てばかりいて、登園が遅れたり、食事に集中できなかったりするから」「学校が休みの日などは、朝から次から次へと見ていて、けじめがついていないため」といった声が寄せられています。「録画した番組を延々と見たり、繰り返し長時間見たりしているので不満である」という声も少なくなく、ビデオやDVDの録画機能は、場合によってはお子さまのテレビを見る時間を長引かせてもいるようです。
    また、図7からは、お子さまの視聴時間が「2時間以上」になると、保護者の不満の声が過半数を占めることがわかります。


    お子さまの視聴時間は保護者の視聴時間に比例!

    最後に、保護者自身が1日にテレビをどれくらい見ているかを伺いました。

    【図8 あなた自身は1日平均して何時間くらいテレビを見ていますか?】
    図8 あなた自身は1日平均して何時間くらいテレビを見ていますか?

    【図9 (横軸)お子さまは1日平均して何時間くらいテレビを見ていますか? 近いものを一つお選びください。 (縦軸)あなた自身は1日平均して何時間くらいテレビを見ていますか? 近いものを一つお選びください】
    図9 (横軸)お子さまは1日平均して何時間くらいテレビを見ていますか? 近いものを一つお選びください。 (縦軸)あなた自身は1日平均して何時間くらいテレビを見ていますか? 近いものを一つお選びください


    最も多かったのは、1日平均「1時間以上1.5時間未満」という回答。以下、「1.5時間以上2時間未満」「30分以上1時間未満」と続き、上位3位はお子さまの視聴時間(図5)と同じですが、三つの合計が全体に占める割合は約5割であり、お子さまより低くなっています。
    また、図9を見ると、保護者の視聴時間が長くなるほど、お子さまの視聴時間も長くなっていることがわかります。「家族一緒に同じ番組を見るのが、だんらんの一時です」「録画した番組を休日に家族みんなで見るので、親子の会話が弾みます」「ドキュメンタリーを見て、そのテーマについて子どもと話し合ったり、クイズ番組を見ながら答えを出し合ったりすると、子どもの成長を感じられます」といった声がたくさん寄せられており、お子さまと保護者が一緒に同じ番組を見ることも多いようです。視聴時間が比例しているのもそのためかもしれません。テレビには、家族のコミュニケーションツールとしての面もあるようですね。


    (まとめ)
    保護者からは、お子さまが見るテレビ番組の内容や視聴時間について、さまざまな声が寄せられました。見てほしい番組や見てほしくない番組といった内容面での意見には、お子さまに対する「こういう人間に成長してほしい」という気持ちが反映されているようです。
    また、視聴時間は、お子さまのテレビの見方についての保護者の満足度を、大きく左右していました。保護者の満足度は、お子さまが勉強や部活の息抜きとして時間を決めて好きな番組を見る場合は高くなりましたが、長時間にわたって漫然と見る場合は、低くなりました。
    もっとも、お子さまがテレビを見る時間は、保護者がテレビを見る時間に比例して長くなっていました。お子さまがメリハリをつけてテレビを見るようになるためには、視聴時間について家庭でのルールづくりも大切ですが、見ない時にはテレビを消すようにするなど、家族全員の配慮が必要なようです。


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