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ケータイ買い与える前に……「ちょっと待って!」
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  • 記事作成日:2010年03月18日
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  • 間もなく新学期。進学・進級を機に、お子さんに携帯電話(ケータイ)を買い与えるご家庭も、少なくないと思います。しかし、使い方のルールを決めたり、有害情報に接しないよう安全対策を講じたりすることは、万全でしょうか? 文部科学省は、中学校入学を控えた小学6年生全員と、その保護者を中心に、リーフレットを配布しました。ほかの学年のご家庭にとっても、親子でケータイの利用方法を話し合う際の参考となりそうです。

    保護者向けリーフ「ちょっと待って! はじめてのケータイ」は、見開きA3判を二つ折りにしたオールカラーで、イラストもふんだんに使用。お子さんと一緒に読めるような工夫もされています。まず、どんな機能のケータイを選べばよいのかについて、持たせる動機や心配事に応じて、「まだ、ケータイを買わなくても充分」、電話機能のほかは位置確認や防犯ブザーに限った「通話だけケータイ」、電子メールはできるけれどもインターネットは子どもに安全なサイトだけ見せる「子どもケータイ」、出会い系・アダルト系のサイトや掲示板などに接続できなくした「機能制限ケータイ」などの選択肢があることを紹介しています。
    続いて、ケータイに関する親子それぞれの悩みを具体的に例示しながら、「(子どもに)ケータイをポンと渡すのではダメ」「渡す前に親子で話してみましょう」、さらには「我が家のオリジナルのルールを作ってみましょう」と呼び掛けています。ルールを書き込める用紙まで付いていて、子どもと保護者のサイン欄まで設ける念の入れようです。

    「何だ、当たり前のことばかりじゃないか」と思われるでしょうか。「もう、やってることばかりだよ」というご家庭は、安心でしょう。でも、ケータイ利用には思わぬ落とし穴があるものです。確かに、以前の記事でもご紹介しましたように、フィルタリングソフトの普及は進んできました。昨年4月からは、携帯電話会社に対して新規契約時に原則としてフィルタリング機能が付いたものを提供することも義務付けられています。しかし最近の民間会社や各地の調査などを見ても、まだフィルタリングソフトの普及率は5!)6割程度にとどまっており、文科省や日本PTA全国協議会がそれぞれ調べた2008(平成20)年末の状況と、それほど変わっていないようです。
    特に最近では、子どもが勝手にフィルタリング機能を解除してしまうケースが少なくないようです。簡単な保護者の「同意」があればよいということで、書類などを内緒で作ってしまうのですね。やはり肝心なのは、子どもの自覚です。子ども向けリーフレット(折りたたみA5判)には、ケータイの危険性などをマンガ付きで詳しく紹介するとともに、「○×診断クイズ」といったコーナーや、トラブルに遭った時のアドバイスもあります。

    購入時ばかりでなく、折に触れて子どもの使用状況やルールの確認をするためにも、これらのリーフレットは大いに活用できそうです。


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