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小1の習い事、幼稚園か保育所かで≪格差≫?
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  • 記事作成日:2010年01月18日
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  • 子どもたちに習い事をさせるかどうかは、保護者にとって大きな問題の一つです。ほかの家庭ではどうなのか、気になるかたも少なくないと思います。子どもを幼稚園に通わせていた家庭と、保育所に通わせていた家庭では、習い事に関して大きな違いがあることが、厚生労働省の「21世紀出生児縦断調査」の結果からわかりました。
    同調査は、少子化対策の資料を得るため、2001(平成13)年1月と7月に生まれた子どもとその保護者に対して、毎年1回実施しているものです。2008(平成20)年に実施された第7回調査で、21世紀の最初に生まれた子どもたちは、小学校入学を迎えました。

    「習い事」(学習塾を含む)の状況を見ると、入学前に保育所に通っていた子どもの場合、保育所当時に習い事をしていた子どもは42.5%だったのに対して、小学1年生になって習い事をしている子どもは67.5%でした。内訳は、保育所時代から習い事を継続している子どもが38.8%、小学校に入学してから習い事を始めた子どもが28.7%となっています。
    一方、幼稚園に通っていた子どもの場合、幼稚園時代に習い事をしていた子どもは70.4%で、小学1年生では83.5%でした。内訳は、幼稚園時代から継続して習い事をしている子どもが66.3%、小学校に入ってから始めた子どもが17.2%です。
    つまり、就学前から習い事には幼稚園70.4%、保育所42.5%という大きな差があり、その子どもたちが小学校に入学してからも、幼稚園に通っていた子ども83.5%、保育所に通っていた子ども67.5%と、依然として差が開いているのです。

    調査結果は、その理由まで分析していませんが、この大きな違いが生じた理由は何でしょうか。手掛かりになりそうなのは、母親の職業です。過去の調査結果などと比較すると、母親が「専業主婦」である割合は、子どもを保育所に通わせていた家庭で、2006(平成18)年が16.8%、2007(同19)年が15.5%、2008(同20)年が17.1%と、ほぼ一定しています。これに対して、幼稚園に通わせていた家庭は、各72.3%、67.1%、58.9%。子どもが大きくなるにつれてパートや常勤の仕事に就く母親が増えてきたことがうかがえるものの、いずれにせよ、多くが専業主婦であると言えます。
    子どもに習い事をさせるのは、経費の負担ばかりでなく、送り迎えなど、サポートにけっこう手間がかかるものです。スポーツの場合は試合の応援、芸術関係ならば発表会などでも、保護者の時間がかなり取られます。母親が常勤などで仕事をしている家庭では、子どもが小さなうちは、習い事のサポートに割ける時間が取れなかったことが、大きな理由ではないでしょうか。

    とはいえ、保育所に通っていた子どもの7割近く、幼稚園に通っていた子どもの8割以上が、小学1年生で習い事をしているわけですから、現在の子どもたちはやはり忙しい、と言えるのかもしません。


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